2016年06月15日

機動戦士ガンダム THE ORIGIN V 暁の蜂起(BD)

「T」・「U」に関しては先に劇場で鑑賞し、ブルーレイ発売後に改めて家で見直すというパターンだったのですが、今回の3作目となる



機動戦士ガンダム THE ORIGIN V 暁の蜂起



に関しては、劇場公開されていた二週間の間に映画館に足を運ぶ時間が取れず、このブルーレイが初鑑賞となりました。


movie_bd_g_origin3_001.jpg

↑安彦良和氏描き下ろしスリーブケース(左)・ジャケット(中央)・解説書(右)

更に今まで同様「ブックレット」が同封されています。



前回「U」において、子供と引き離され幽閉されたまま息を引き取ったキャスバルとアルテイシアの母アストライアですが、そんな母の死を受けて復讐の念に苛まれ、アルテイシアの元を去ったキャスバル。

ジオン士官学校に進学する自分と瓜二つの若者シャアを陥れ、自分がシャアに成りすますことで以後キャスバルは”シャア”として野望の第一歩を歩み始めます。


「U」の時は正直若かりしシャア(エドワウ)の声に対する違和感が中々拭えませんでしたが、シャア自身が成長したこともあり今作ではすんなりと受け入れられました。


本物のシャアとは唯一瞳の色が違った(本物は赤・キャスバルは青)ので、それを隠すために眼の病気と偽ってバイザー(サングラス)を常時着用することとなりますが、これが追々あのシャアを象徴するマスク着用への布石になっているという設定は、後付けながら見事ですね。


そして、シャアにとっては復讐相手の一人である宿命の相手「ガルマ・ザビ」との出会いもこの士官学校で果たされます。

当初は文武両道で優秀なシャアのことを疎ましく思うガルマですが、山岳訓練で滑落しケガをした自分を助けてくれたことで一転”友”と呼ぶ仲に。

それがシャアの巧妙な策略とも知らずに…。

ガルマの取り巻きがシャアを黙らせようと肩を掴みますが、鋭い眼力により動けなくなり、掴んでいる手をシャアにピンと弾かれた瞬間それこそマンガのように飛んでいく様はちょっとやり過ぎにも感じましたが、安彦アニメらしい演出ですねw


また、士官学校入学前からシャア(本物)のことをよく知る「リノ」というキャラが登場しますが、後で見たオーディオコメンタリーで知ったのですが、原作には登場しないアニメオリジナルキャラだそうですね。

入学前は出来が悪いほうだったシャアがまるで別人のように優秀さを発揮することに違和感を覚え、独自で調査したことで彼の正体がジオン・ダイクンの息子キャスバルであることを突き止めます。

シャア本人にそのことを問いただしますが、認めようとはしないシャア(キャスバル)。

それでも連邦に嫌悪感を持っていたリノはシャアのカリスマ性に惹かれ、彼の手助けを誓いますが、一方で自分の素性を知った男を疎ましく思うシャア(キャスバル)。

そのことが追々リノの悲劇へと繋がります。


事故により食料プラントに連邦の戦艦が衝突し大量の貴重な食料が宇宙へバラ撒かれるハメに。

これを受けて日頃からの連邦へのジオン国民の不満が爆発!それに対し武力で鎮圧しようとする連邦。

その混乱に乗じて、ガルマに士官学校傍の連邦の軍事拠点を攻め落とし名を挙げろとたきつけるシャア。


ガルマはシャアの説得に応じ、後に「暁の蜂起」と呼ばれる作戦が決行されます。

暴徒鎮圧のために手薄になった連邦の施設を落とすのはシャアの頭脳をもってすればたやすいことでした。

そんな中「リノ」に対し連邦の戦車を奪取するよう指示するシャアに対し、その指示通り戦車を奪うことに「リノ」は成功します。

しかし、これはシャアの罠でした…個別回線で支持をしていたために連邦の戦車に「リノ」が乗っているとは知らず、シャアの指示によって一斉にバズーカを撃つジオン学校の生徒たち。


そう…あのファーストで有名なシャアにハメられたガルマのように…。

さすがに「謀ったな!シャア!」とは言いませんがw、このシーンはファーストファンにとっては思わずニヤリとしてしまいますね。


作戦は無事成功し、首謀者であるガルマは男を挙げて一躍ヒーロー扱いになります。

しかし、これが後の「一年戦争」へと発展することになるとは…つまりあの大戦自体実はシャアが引き金であったと…!

もちろん後付けでしょうが、考えれば考えるほど恐ろしい男ですね、シャアという人は…。


エンドロールで流れる歌を聴いて「どこかで聴いたような…」と思ったら、柴咲コウさんでした。

コメンタリーによれば彼女自らが作詞した、アストライアの悲哀を歌った歌だそうです。


そして、予告でチラッと見た「どこで出てくるんだろう」とずっと気になっていた「アムロ・レイ」が最後に父と共に登場!

母の居る地球を離れ、父と二人まだ建設途中のサイド7へ…。

やはり古谷さんの声は元々が若いので全く違和感ありませんね。

シャアとの宿命の戦いはこの時から既に始まっていたのかもしれません…。



本編鑑賞後に続けて次回「W」の予告映像を見たのですが、なんと若かりし頃の「ララァ」の姿が!

やっぱり後付けなんでしょうがw、この頃から既にシャアとララァはお互いを知る存在だったんですね。

そして何らかの理由によりジオンから亡命してきた「ミノフスキー博士」に、RX計画を推し進めようとする「テム・レイ」の姿が。


「W」は今年の秋公開予定とのことですが、今から楽しみですね〜!!!



というわけで、


「機動戦士ガンダム THE ORIGIN V 暁の蜂起」


でした。



相変わらずのハイクオリティーな映像で、安彦キャラが活き活きと動いている様は見ていてワクワクしっぱなしでした。

ガンダムといえばモビルスーツですが、まだ先行しているジオンも開発がようやく軌道に乗ったような状況で、次回作ではより実用化に近づいたMSの姿が見られることでしょう。


そういやずっと塗装前段階で眠らせたままのプラモデル、いい加減完成させないとなぁ…。


次回「W」こそはできれば先に劇場で鑑賞したいものですね。



   
posted by ラムネ at 02:39| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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